絵里「前回、真姫が書いたコードだけど」
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#!/usr/bin/python #-*- coding:utf-8 -*- import sys msg = sys.argv[1] Print(msg) |
絵里「こう書き直せるわ」
真姫「変数の話ね」
絵里「そう、変数。データを一時的に入れておく領域ね」
にこ「msg
ってのがそうよね。『これは変数です』みたいな宣言はいらないの?」
絵里「他の言語だとそれが普通みたいだけど、Pythonはいらないみたい」
にこ「楽でいいわね」
真姫「typoったらデバッグ面倒そう・・・」
絵里「どっちも一理あるわね。コードはすっきりするんだけど、スペルミスが混ざり込んでもなかなか気付かないの。新しい変数だと認識されて、文法チェックに引っかからないから」
にこ「えー、やっぱり面倒かも・・・」
真姫「変数には何でも代入できるの?」
絵里「そうね、えーと・・・(カンペ、カンペ・・・)Pythonはデータ型は存在するが変数は型を持たないため、1つの変数にいかなる型のデータも代入することができる・・・そうよ」
真姫「棒」
にこ「真姫ちゃんに言われたら終わりにこ♪」
真姫「な、何ですって・・・!?」
絵里「まあまあ・・・」
真姫「データ型についての講義はどうするの?」
絵里「数があるから、型ごとに持ち回りかしらね」
絵里「数値、文字列、リスト、セット、辞書・・・あたりを見ていけばいいかしら」