Part1: 環境構築

ダイヤ「それでは手始めに、環境構築から始めますわ。必要なものはSchemeの処理系とテキストエディタ。簡単ですわね」
果南「エディタはともかく、処理系っていうのは?」
ダイヤ「Schemeというのはプログラムを記述する言語の名称です。そのSchemeで書かれたコードを解釈して実行するのが処理系ですわ」
花丸「Schemeは日本語で、処理系は日本語の本を読む人だ」
ダイヤ「さすが文学少女の解釈ですわね。ですから、同じ本を読んでも人により解釈が違うように、処理系によって挙動に差が出ることはありますわ」
果南「それってさ、動きが違うと困ったりしないの?」
ダイヤ「どの処理系が絶対的に正しいという話ではありませんから・・・どちらかというと、向き不向きで使い分けられたりしますわね」

ダイヤ「Schemeの処理系には、Gauche、Racket、Chicken、Chibiなど多数ありますが、ここでは国産で人気の高いGaucheを使うことにします」

http://practical-scheme.net/gauche/download-j.html

ダイヤ「配布はここで行われていますわ。環境によっては、パッケージ管理システムからインストールしても構いません。たとえば」

ダイヤ「Linux系にソースからコンパイルしてインストールする場合は」

花丸「Linuxわかんないずら・・・」
ダイヤ「Windows版のバイナリ配布も同じページで行われていますわ。インストーラを実行するだけですから、難しいことはありませんわね」

ダイヤ「インストールができたら、gosh -Vで確認ができますわ」

ダイヤ「OSによって多少違いますが、バージョンが表示されればインストールはOKです」
果南「えーっと・・・うん、大丈夫みたい」
花丸「オラ・・・マルも大丈夫です」


果南「で、エディタ・・・」
ダイヤ「私は断然Atomですわ!」
花丸「じゃあマルはメモ帳にゃ!」
果南「・・・μ’sの推しでエディタ決めるのやめない?」

ダイヤ「公式には、特にWindowsではEmacsが推奨されていますわね。きっと開発者はにこにー推しですわ」
果南「Gaucheの最初のバージョン出たの14年前だよね?」
ダイヤ「細かいことはいいのです。とにかく、init.elにこんなことを書いておくと幸せになれそうですわ」

ダイヤ「C-c Sでgoshの実行ウインドウが開きますから、そこで作業するとWindowsのコマンドプロンプトよりは楽になるそうです」
果南「読めないよ何なのこれ」
ダイヤ「これはEmacs Lisp、Schemeと同様Lispの一種です。エディタのカスタマイズの枠を超えて何でもできる万能言語で、『EmacsはOS』などと言われるのもEmacs Lispあってのことですわ」
花丸「これからこんな括弧だらけのコードを書くのかぁ・・・」


ダイヤ「これで開発環境はできました。次回からは実際にコードを書いていきますわ」
花丸「楽しみ半分、不安半分ずら」
果南「めんどくささ全部」
ダイヤ「果南さん、ななかさんの性格が透けて見えてますわよ・・・」


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